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使い捨て歯ブラシには要注意

現在、続々と全国で、中国製歯ブラシの歯磨き粉から有害物質である時エチレングリコールが見つかっている。

6月27日 広島県広島市「100円ショップダイソー」 販売130万1328本(平成18年8月〜平成19年6月15日までのカウント数)
       東京都新宿区「創信」
       広島県「コーライ」
6月22日 愛知県化粧品販売会社
       熊本県八代市「シントワールド」 出荷36万(平成19年四月単月のカウント数)
       佐賀県唐津市「ブルーム」 出荷262万6000本(平成18年10月〜平成19年4月のカウント数)
6月20日 大阪府大阪市「オキナ」 出荷150万8800本(平成18年5月〜平成19年6月までのカウント数)
6月19日 新潟県新潟市「島倉工業所」 出荷100万本(カウントの期間不明)
6月15日 JTB旅行会社JTB商事 出荷数不明

*いずれの出荷数も、上記に記した期間内だけの出荷数を集計しただけのものである。もちろん、この期間だけ販売されていたということではない。

そもそもの中国製歯ブラシ問題の発覚は、6月1日に米国食品医薬品局が警告を発したことによる。その後、6月5日にはシンガポールでも中国製歯ブラシのの回収命令が発せられるなど、世界的な広がりをみせてきた中で、日本での問題発覚化である。それも、全国に問題が広がりつつある。

いうまでもない、ダイソー以外の使い捨て歯ブラシの主な販売先は、旅館・ホテル・ラブホテルである。今や、ホテルの消耗品関係はその値段の安さから中国産が深く入り込んでいる。
熊本県のシントワールドは、低価格の中国製品を武器に全国のホテルにダイレクト販売で積極的に売り込みをかけてきたところである。かくいう私のラブホテルでも、品質はいまいちだが、あまりにも安い値段のため平成13年頃よりシントワールドの歯ブラシを二つのラブホテルで使用してきた。
同業者でも「シントワールド」と聞くと、目の敵のように敏感に反応する。

ジエチレングリコールは大量に摂取すると、腎臓や肝臓、中枢神経への影響を引きおこす可能性があるという。パナマではジエチレングリコールが含まれていた中国産の原料を使った風邪薬が原因で100人以上が死亡する事件も起きている。
にも関わらず、中国当局は相も変わらず、中国産練り歯磨き粉から有毒のジエチレングリコールが検出されたことについて、「毒性は低く歯磨き粉による中毒事件はおきていない」と問題はないとの見方を示している。
また、この問題で中国製歯磨き粉を即座に全面輸入禁止にした米国の対応とは対照的に、日本政府はあまりにも鈍い。業者の自主検査、自主回収を指導しただけで、静観したままである。
おそらく、中国政府に対する配慮なのであろうが、あくまでも国民の健康より、業者や対外的なものに対する配慮を優先させる悪しき慣習がここでも見られる。
よって、日本ではのそのそと大手の業者が自主検査、自主回収を発表するにとどまっているのが現状だ。
危険な中国製歯ブラシを長年に渡り、大量に販売してきたシントワールドからは、私の会社にも一言も連絡もお詫びもない。

このように中国当局及び、それに対する日本政府、業者の姿勢を考えると、ラブホテルに置いてあるような使い捨て歯ブラシは当面は慎重に使う必要があるだろう。

ところで、中国製といえば、もう一つ、口に含むもので私たちがよく使うものが、割り箸である。日本の割り箸の消費量の95%が中国製と言われている。
ラブホテルの客室には必ず割り箸が置かれているが、私はこの割り箸に関しても、使うなと警告したい。
使うな、危険!(小若順一/食品と暮らしの安全基金)によると、割り箸には防かび剤や漂白剤が使用されており、熱湯にさらすとそれらが溶け出すことが確認されているという。又、2003年に厚生労働省が割り箸32製品を調べたところ、うち7点から二酸化硫黄が検出され、社会問題となった。これらはいずれも毒性が強いものばかりで、発ガン性の危険性も指摘されているのである。

後々に後悔しないために、当面、中国製と思われるものを利用するには細心の注意が必要だと言えよう。


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