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増殖するデリヘル

ラブホテルはカップルで利用する場所ーこうした従来までの常識が崩れつつある。
ラブホテルでは年々、一人利用客が増加しつつある。一人利用客とは、つまりデリヘル利用を目的とした男性客である。
平成11年に施行された風営法改正により、無店舗型性風俗特殊営業という形態が公認されたデリバリーヘルス(デリヘル)。その勢いは、昨今、衰えるどころかますます増長の一途を辿っているように思える。
私のところのラブホテルでも、毎日毎日、デリヘル目的の利用者がぞろぞろやってくる。カップルが来たかと思うと、次は一人客、そしてカップルが来たら、また一人客。そうした光景がここ数年で当たり前になってしまった。ひどい時になると、来る客来る客、デリヘリ利用客ばかりということもある。

デリヘル利用客はラブホテルにとって従来はなかった新規需要である。それは確かにラブホテルの収益をかさ上げしていることは間違いないであろう。
従来、ラブホテルがターゲットにしている顧客層は、男女一対のカップルである。これは逆に言えば、男女一対にならないとラブホを利用しないことを意味する。例えばパチンコ屋であれば男一人でも女性一人でも利用できるし、グループでも利用できる。ターゲットとする顧客層が広い。
だが、ラブホテルでは男女が一対にならならいと基本的には利用することはない。それも、その男女が一対になるには、出会いから双方の駆け引きを通じた恋愛関係の成立という長いプロセスが必要になってくる。これは並大抵のことではない。
だが、デリヘル利用客の増加は、そうしたラブホの特性に風穴を開けつつある。

デリヘルはれっきとした法が認めた業種である。売春でもない。ラブホテル側がデリヘルを拒否する根拠はどこにもない。当初は、デリヘル利用客の増加を好意的に受け止めたラブホテルも多かったはずだ。それどころか、ビジネスチャンスとばかりにデリヘルと提携を強め、デリヘル専用に部屋を確保したり、女性の待機所を設けるところまででてきた。
一方で、デリヘル利用客のあまりにもの急増に、戸惑いを隠せないラブホも少なからずある。
そうしたラブホテルにおいて、一番、神経をとがらせているのは、男女カップルとがデリヘル利用客とがロビー等で出くわすことである。通常のカップル同士であれば、出くわしても、同じカップル同士ということで、抵抗心は緩和される。だがデリヘル利用客はそうしたカップルとは似ても異なる存在である。性欲のはけ口のみを求めて訪れた方達である。
しかも彼らは一人で来店することも多いが、複数連れだってやってくることも少なくない。その場合には、かなり大胆な行動に出る。ロビーをうろうろしたり、互いの部屋を何度も行き来したり。
またデリヘル嬢の来店に関しても色々と問題が多い。地方ではデリヘル嬢は必ず車の送り迎えつきであるが、そうした車が駐車場の正規ではないところにだらしなく車を停めて、デリヘル嬢が出てくるのを待っていたりする。そのため、他の客の車の通行を妨げたりする。デリヘル嬢が客室を間違え、一般客の客室玄関のベルを鳴らすということもある。
私のところでも、当社はいくつかのデリヘル業者から提携の話があり、それを受けたこともあった。しかし、ただでさえ多いデリヘルが更に増えるのをみるにつけ、このままではホテルがおかしくなってしまうと感じ、提携は解消した。
但し、こうしたラブホに関する問題もデリヘルが社会全体に及ぼしている悪影響に比べれば、実にささいなことであろう。
デリヘル嬢を見ていると、ほとんどが普通の感じの女性である。しかしそうした普通の女性が男性相手に性のサービスを提供する。それも一日に何度も何度もである。
もしこれを読まれている方の中にも、デリヘルを利用している人がいらっしゃるかもしれないが、そういうあなたはデルヘルが一日にどれぐらい複数の男性を相手に性サービスを施しているか、考えたことがあるであろうか?
私のところのラブホテルだけでも、一日に何回もやってくるデリヘル嬢もいれば、中には他の客室からそのまま別の客室に移動するデリヘリ嬢の姿を時折見かける。

昨今、性病が急増中である。デリヘルは本番は禁止であるが、本番をしなければ性病にうつらないというものではない。口によるフェラチオだけでも性病はうつる。彼女たちは決まってイソジンを持ち歩いているが、そんなものでは皮膚の性病は防げない。何故なら、性病は中の体液からしみ出てくるものであるからだ。
今、日本ではHIV感染症(エイズ)も急増中である。日本では1日2人のペースでエイズ患者が増えている。先進国で、エイズ患者が増えているのは日本だけというありさまだ。通常の性交渉ではうつらないとされてきたエイズ。だが、そうした"常識"は今や完全に過去のものとなった。現在、感染経路の主なものは性交渉によるものと見られている。

デリヘルの増殖が問題なのは性病だけではない。こつこつと働くことを放棄し、体を使って安易に金儲けしようとする女性達。こうした女性達の増加は、これからの日本の社会にどのような影響をもたらすであろうか。
私のところにはロビーにフリードリンクが置いてあるのであるが、彼女たちは決まってそのジュースを飲みながら、男性が待つ客室玄関のドアが開くのを待っている。いくらデリヘルの仕事といえども、それが客を目の前にした態度であろうか? 彼女たちには職業意識の欠片すら感じられない方も少なくない。(こう書いたら、批判を受けたました。中には生活のためにやむを得ずに頑張っている方ももちろんいることは付記しておきます)

最近では、深夜に働く若い女性達の姿がめっきり減りつつあるようである。以前では、飲食店等で朝方までウエイトレスをして懸命に働く彼女たちの姿を見ることができた。しかし今や、深夜で懸命に働くのは男性ばかりである。もしかしたら、今までそうして懸命に働いていた女性達は皆、デリヘルに走ってしまったのではないか?と考えたくもなる。
こつこつと働くことを辞め、安易に体を使ってお金を稼ぐ女性達。そうした女性達から生まれる、未来の日本の子供達は、一体どのような価値観を身につけて育つのであろうか?

ラブホテルも新規顧客が増えてきたといって喜んでばかりはいられない。
世間でラブホテルは胡散臭い業種だと言われながらも、ラブホテル業者はそうしたイメージを払拭し、何とかそうではないんだと、懸命にイメージアップに努めてきた。そうした努力に加え、性の解放という流れもプラスに働き、ラブホテルに対する世間の冷たい視線も薄らいできたかにも思えた今日この頃。だがこのままでは、再び、ラブホテルはデリヘルを呼んでいかがわしい行為をする場所というイメージが染みついてしまう。
デリヘルの広告には、「ホテル代無料」「提携ホテル、契約ホテル有り」といった言葉が踊る。デリヘルは国が認めた適法な業態であるから、それを排除することはラブホテルにはできないが、積極的にデリヘル業者と関係を持とうとする行為がラブホテルの中に横行していることはいかがなものだろうか?

昨今、ラブホ建設反対運動が盛り返しをみせているようであるが、このデリヘル問題はそれ以上に重大な問題を含んでいるように思う。
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