ラブホバイブルラブホテル運営日誌>電話攻撃


電話攻撃

昨日は、仕事は休みであった。休みといっても、会社の買い物して回ったり、会社から呼び出されたりと、完全に休みがとれるということはまずない。
そして、深夜0時すぎに既に寝入っていた時に、会社からの電話で起こされる。
フロントからと思いきや、メイクのH子である。20代の彼女は週1回であるが、かれこれ3年は勤めているまじめな子で、私が信頼しているスタッフの一人である。
その子が、開口一番、「もう限界です。今日で辞めさせてもらいます」と言ってきた。

「何かあったの?」と聞いても、「前から限界だと思っていたけど、今日こそ限界です」というばかりで、彼女はそれ以上の理由は口に出さなかった。
でも私にはなんとなく察しがついていた。
私のところにいる、B子はとても気分屋で、ちょくちょく問題を起こす。B子は、とにかく、気分がまちまちで、一言もしゃべらなかったり、備品を放り投げたり、先に自分だけ部屋を片づけていってしまったりと、そんな感じでメンバー間でトラブルばかり起こす。特に若い子を目の敵にするので、他の若いスタッフからも「B子さんとは、一緒に組まないようにスケジュールを組んで欲しい」という要望はよくある。その日はH子はB子と組んでメイクをしていたはずなので、たぶん何か揉めたか、溜まっていたものがあったのであろう。

この日は深夜から朝方にかけてS子からに何度も電話攻撃を受けた。S子は真夜中でも、平気で何度も何度も電話をしてくる。結構、つまらない用事が多い。テレビが入りません、リクエストビデオがはいらない、そんな話であった。そして朝にも7時に電話。今度はなんだ?と思ったら、今度は重要な件だった。今日、日勤のフロントのK子が風邪で熱が下がらずに出てこれないという。
私は慌てて、今日休みのフロントのD子に電話をしたが、出ない。会社からも電話をしてもらったが、やはり連絡がとれない。
仕方がない、今日はフロントをしないといけないと思い、いつもより早めに自宅を出た。

会社にいくと、廊下で泊まりのメイク係の0子に会ったので、昨日のH子の件を聞く。
「何かあったの?」と聞くのだが、「いやあ、何もないですよ」「最近、忙しいから疲れたんでしょ」「別に理由はないんじゃないですか?」という。

ええかげんなことをいってもらったら困る、 理由もなく辞める訳がない。それも3年以上もまじめに働いていた子である。
「理由がないはずないだろう?」と問い詰めると、「まあ、一緒に入っていた方も疲れていたから」と口を濁した。案の定、やはりB子とのトラブルが原因のようである。

そこで同じく泊まり勤務であったB子を呼び、話を聞いた。
「何かあったの?」
「いやあ、わかりません」

「何もなく辞める訳ないんじゃない??」
「いや本当に何もないですよ」

B子はにこにことして答えるのみである。困ったものだ。

いつまでも、そんな話をしている訳にはいかないので、私はフロント業務にはいった。そしてその日は何事もなく無事一日が過ぎた。

そしてその日の夜もまた、S子からの電話攻撃。ふう〜。


ラブホバイブルへもどる  戻る